こんにちは。山のお話です。
山登りの何が楽しいの?景色が良いから?達成感?良くそんな元気あるねぇ・・・
とは、ちょくちょく聞かれたりします。
一言で返事できないし、その時その時で、考えている事は違うので、
質問してきた人に応じて適当に答えます。適当ですが真剣ですよ(笑)
僕の場合、もともとは、『適度な運動をやりたい』からスタートしています。
近所を歩いて満足して、少し走れて満足して、高尾山に登れて満足して・・・
の延長で今迄来ました。
山の情報が多く蓄積されてくると、未だ見ぬ道を求めて
色々と欲が湧いてきます。
でもその為には、そこへ辿り着く為に必要な体力や装備がなくてはなりません。
頑張った分だけ、山はご褒美をくれます。
山を歩く体力と脚を鍛えるには、山に入る事が一番だと思っています。
そのために、僕は毎週山に入っています。決して暇だからでは有りません。多分。
『週一山行』を続けていると登山に適した体が出来てきます。
この一年で頑張った分だけ、私の脚はたくましくなっています。
山登りといっても、好みは人によって千差万別。
人の数だけ楽しみ方が有るのではないでしょうか。
私は、景色が良い普通の登山道を、黙々と歩きたいタイプ。
食事や花には、あんまり頭がまわりません。
登山地図に載っていない様な難しい道にもまだ勇気が湧きません。
これも自分の体力や実力、年齢に応じて変化して行く事でしょう。
自分の基本スペックを上げれば、一日という限られた時間の中で
沢山の道を歩ける様になります。
今はそれが楽しくて、適度に頑張っている途中です。
そういう意味で、先日の山行は、とてもバランスが取れた素晴らしいものでした。
一年前の自分では、完歩出来たとしても、ボロボロになっていたでしょう。
アップダウン激しい素晴らしいトレイルも、
富士山の素晴らしい眺望も
丹沢の美しい山並みも、
下山時に感じた満足感も
これを体感する為に山に登ってる!
そう感じられる山旅でした。
2014.12.02 AM5:20
神奈川県西部、丹沢山塊、神ノ川ヒュッテという所をスタートです。
詳しくはこちらへ⇒ヤマレコ
夜明け前の真っ暗な道をスタート。
この日は友人と同行したので良かったですが
初めての場所なので、一人だと怖かったでしょうね。
夜明けとともにブナ林が神々しく迎えてくれます。
ヤタ尾根という急登を登りきり、稜線へ辿り着くとこの富士山が出迎えてくれました。
それまでは静かな山間を歩いていたのが、一気に景色が広がる瞬間。
感動です。久しぶりに絶句してしまいました。
山は、霧氷が付いていました。
登山道にはこんな粋な落書き?も
山々の連なりの奥に富士山。
ここからの展望を、皆さんに是非見て頂きたいものです。
檜洞丸という山も霧氷で幻想的でした。
ここは臼ヶ岳というピーク。私の右に写っているのが、
蛭ヶ岳という神奈川県最高峰の山です。
ここまでも随分歩いており疲弊していますが、あそこを目指します。
写真の左側の斜面を登る事になります。
今回はどこもアップダウン激しい道なのですが、一番の頑張りどころです。
約1hちょっとで、前の写真の頂上へとたどり着きました。
神奈川県最高峰。
僕はすでに5回程来ていますが、今迄で一番の快晴だった気がします。
こちらは、帰りの袖平山というあたりから。
何の写真か分かり辛いと思いますが、
このアップダウンの殆どを歩いて、ここ迄辿り着きました。
自分の脚にビックリしてしまいます。
下山した時の満足感・充足感・適度+αの体の疲労感
歩ききった時に感じる脚の感触
自分の実力のちょっと上の設定の計画を完了出来ると
それだけレベルアップ出来た気がします。
そして、たまに、『もう限界』と思える山行をやっておく事も、賛否は有るでしょうが重要です。
勿論、危険度も高くなりますが、大幅に経験値を上げてくれる事は確かです。
僕には、全身が喜びを感じている様な登山でした。
この為に山をやっているんだなー、と実感。
登山という最高の趣味に出会えて感謝!
で、友人を送った後に、ハイランドへ直行しましたが、こちらでは負け負けで終了でした。
今週は準備が足りませんでしたよ(TT)
では!
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